喜子川遺跡:アカホヤ火山灰層。破局的火山、鬼界カルデラに震える。【笠利】

ちょっと前に行った笠利散策。

「喜子川遺跡」

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www.fnet.ne.jp

 奄美市笠利町 喜子川で1982年に発見され、1992年まで調査・発掘された旧石器時代の遺跡。爪形紋土器(人間の爪のような形をしたスタンプ文様を土器の前面につけたもの)、アカホヤ火山灰層、集石遺構が発掘された。アカホヤ火山灰層は6,300年前に大噴火したもの。アカホヤ火山灰層の更に下の層から発見された集積群は、調査結果によると2万5,000年前のものとされ、奄美で最も古い遺跡といわれる。(場所は笠利町「崎原」「須野」「土盛」等と表示されるケースがある)

アカホヤ火山層ってなんでしょ。 調べてみると約7300年前の鬼界カルデラの大噴火のに伴って噴出した火山灰とのこと。 そんな昔に巨大な噴火があったんですね。火山灰に覆われた面積がまー凄い。どんだけ凄い噴火だったんでしょ。

www.kigyoujitsumu.jp

 

 鬼界カルデラ破局的噴火は、約 7,300 年前に生じた。時代は既に縄文時代中期で、最も温暖化した時代である。

噴煙柱は高度3万メートルまで立ち昇り、それが崩壊した火砕流は、四方の海面を走り、100 キロ離れた薩摩半島にまで達した。むろん、西の種子島屋久島なども火砕流に焼き尽くされた。

火山灰は南九州一帯の地層に 60 センチ、大分県で 50 センチの厚さで残っているが、通称「アカホヤ」と呼ばれる。鬼界カルデラ火山灰は、数メートルも降り積もって九州や四国の縄文人を死滅させた。

といのも比較的近年、アカホヤの地層の下から縄文時代の大集落が発見されて、縄文文化再評価のひとつとなった。

 破局的噴火、怖すぎです。

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 今のこの平和はいつまで続くんでしょうね・・・・

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噴火舐めてた。というかその威力に震えた一日でした。

巨大噴火怖い。


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