マンホールの住人、チャウシェスクの子供たち。クレイジージャーニー【備忘録】

クレイジージャーニー【備忘録】

 

今見てるんですが、面白いのを見てもすぐ忘れちゃうのでメモ。

 『クレイジージャーニー』
2016年1月27日発売。2枚組。発売元:TBS/よしもとアール・アンド・シー、販売元:よしもとアール・アンド・シー

DISC1
「マンホールタウンに潜入」 - 丸山ゴンザレス(2015年4月17日放送)
「恐怖と神秘の洞窟探検」 - 吉田勝次(2015年5月14日放送)
「アラスカに取り憑かれた男」 - 松本紀生(2015年5月29日放送)

 

どれも面白かったけど、 この中で、食い入るように見てしまったのが「マンホールタウン」の住人達。彼らは、自分たちのことを、「国から捨てられた人間」って言ってました。

 

マンホールの中が狭い狭い。

人間同士が詰め合って生活してるのを見るとちょっと息苦しくなります。

閉所恐怖症の方は見ないほうがいいかも。

 

番組の内容はここのブログで紹介されていました。↓

autk.net

マンホール生活者たちの本もあった。↓

 どんな背景があってこのマンホール生活者が存在しているのか、ルーマニアと言えば、ドラキュア伝説、ナディア・コマネチで知られている。

 

そして経済格差が激しい国らしい。

国家政策で子供を5人以上生むことを強制した結果がストリートチルドレンが大量に産まれ、マンホール生活に至る人たちが出てきてしまったわけと。

 

チャウシェスク政権は独裁的とも言え、避妊と堕胎を禁止しました。

社会主義の小国ルーマニアを増強させるために人口増加が必要と考えたわけですね。

 

そんな中、国の生産物は海外に輸出、国民の生活は困窮していきました。

子供にミルクを与えられず、捨てるしか選択肢がなく、孤児院に集められた子供が栄養失調で死なないために大人の血を輸血、結果エイズにかかってしまい、結果的に大勢の子供たちが亡くなってしまった。

 

悲しい話でもありますが、マンホールの住人の存在が知れてよかったです。

番組の放送から3カ月後、ブルース・リーは警察に逮捕され、その後の生活はどうなっていることやら。。