年も明け、三が日を自宅でゆっくり過ごしていたら、初商いを思い出し、子供の制服とか買うの忘れてたわーって街に繰り出したんですね。
その時に公園で鳩とすずめがいたんでふと、思い出したんです。
今まで鳩を見る度にすこーし疑問に思ってたことなんですが、鳩って昔、奄美大島にはいなかったと思うんですよ。(私の幼少の記憶では)
リュウキュウズアカアオバトとかアオバトではなく、一般的に見るあのカワラバト?さんね。
ドバトとも言うのか。。
街を歩く哲学的タフガイ「ドバト」の図解です。カワラバトとも呼ばれる身近な鳥の代表格であり、めったやたらに数が多いせいで邪魔もの扱いされがちなハトでもありますが、その生態や行動からは意外な奥深さを感じ取れます。今度みかけたら、ぜひ近寄って観察してみてください。たぶん逃げないので…。 pic.twitter.com/om1VYVnt7P
— ぬまがさワタリ@生きもの図解本・好評発売中! (@numagasa) 2017年4月22日
私がドバトを生まれて初めて見た記憶を辿ると・・・
幼稚園くらいの頃に、漁師であるじーちゃんの漁船で親戚一同、鹿児島に旅行に行ったんです。飛行機でもなくクインコーラルでもなく。漁船で鹿児島に行くって、今思えば凄いな。
物心ついた私の奄美からの脱出はこれが初めてで、大きなバスターミナルみたいな風景が今でも思い出せるんですね、そしたら人懐っこい鳩がわらわらと餌を求めて集まって来る姿に驚いたものです。
島にいない鳥を目の当たりにして、感動した記憶があります。
じゃあ、やっぱりこの一般的なカワラバト?は奄美にはいなかったんじゃなかろうか。うん。いなかったよ。(多分)
では、いつから奄美に入って来たの?
今ではハトレースまでしてるしね。
奄美のアオバトに話は戻りますが「奄美大島物語」という本に、「陛下に嫌われた島の尺八鳩の話」があるのですが、生物学者だった陛下にふさわしいと思って献上した青鳩を宮中で鳴かしたところ哀調が帯びて幽すいで陰気臭くて陛下のお気にめさなかったとか。
大体、鳩は深刻な面持ちで、宗教をしているようにも見えるし、また、あさっておいでーといったようなとぼけた顔にも見える。
それ、なんとなくわかる。
ウサギさんも似てるんですよね。あの無機質な目で奥では何考えてるんだろうって思うときありますもん(笑)
ぷいーーー
ぷいっと!