集落外は異世界、という意識。奄美大島で石敢當があるとのことで探してみました。

ツイッターのTLで奄美大島もあちらこちらに石敢當があると知り、とりあえず近場から探してみました。

 

石敢當とは?


そもそも目立たない場所にある石敢當

呼び名もさまざま。

 

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お散歩がてら、美佐米店にあるという情報を元に散策。

 

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ん?

 

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これかな?

 

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ありました\(^o^)/

 

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斜め向かいの美佐歯科さん、またその向かいの場所にも発見。

 

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 どうしてこんな地面の近くに置かれているの?

 

地を這ってくる百鬼に対する対策か?

(中国、琉球から伝搬してきた石敢當の意味を継承した配置になっているとか。)


1955年以降、名瀬のこの辺りは大火事になってその後この石敢當は拵えたもの?


豚の妖怪やその他のマジムンは祭祀と関わりの深い場所や、集落の境界に出没するとされており、それは集落外は異世界であるという認識。

 

シマ社会=集落=アイディンティティという意識

 

確かに、集落で方言も違えば文化も似ているが全てが一緒ではない。もしかしたらそんな意識があったのかも知れません。


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