8月8日に「少女マンガパワー」へ。
この日は少女漫画界の母、萩尾望都先生が来島していました。
数ある奥深い講演を聞き、「先生はイケメンが好き。」という記憶を残して田中一村記念美術館の漫画展示へ。
ここに行くのは久し振り。
ターナー版画美術館所蔵のアートと少女漫画のコラボレーション!
じっくり見入ってしまいました。
少し気になった比較と解説。
視覚、経験と記憶は、見るというこれら三つの行為の結果として表れてくるものである。私たちは、何を見るか、何を見なおすかという事に対して反応している。見るという事は、過去を通してフィルターにかけて得られる現在における一つの行為である。窓や鏡の境界は、同時進行的に行きつ戻りつする視点を含んでいる。また見るということ(理解するということ)そのものは、真実や事実を決定するものではなく、過去の経験によって解釈された情報によるものである。
私たちが見ることはいったいどれくらいの真実なのか?そして見るという行為はどれくらい私たちがそう欲し望んでいることを反映しているのか?